パンツを始める3つのポイント
「そろそろパンツを始めたほうがいいですか?」という相談があります。保育園でも1歳児クラスからトイレに座り、2歳児クラスからだんだん始めることが多いかなと感じます。ただ、自分の子たちは2歳後半~3歳に入ってからと世間からすると少し遅めのスタートでした。
我が家では始めるポイントを3つ決めていて、「2時間以上間隔が空くこと」「尿意を感じ、自分で伝えられること」「本人に始める意思があること」を大切にしていました。
膀胱が成長していないと短い間隔でトイレへ誘わなければいけません。子どもからしたら「また行くの?」「まだ遊びを続けたい」という気持ちになりますし、大人からしても何回もトイレへ誘うのは気疲れしてしまいますよね。膀胱がしっかり成長してから始めたほうが、子どもにも大人にもストレスが少なく進めることができ、成功体験も増えます。
また尿意を感じ、自分で伝えることができるようになれば「自分で出来た」という自信に繋げることができます。大人から言われて行動することよりも、しっかりと次に繋げることができます。焦らず子どものタイミングで行けるようになるまで待つというのも大事だと思っていました。
最後に「本人の意思」があるということ。どれだけ成長しても本人のやる気がなければ続きませんし、どこかで親の強制が入ってしまい、お互いのストレスに繋がると考えていました。季節の節目や行事後、トイレでの成功体験後など要所要所で「そろそろパンツを履くのはどうかな?」と声をかけていきましたが、子どもによって性格も違うので3人ともばらばらの時期に始めることになりました。ただ自分から始めた分、トイトレを始めてから完了するまで失敗も少なく、どの子も一か月かかりませんでした。
色々な育児本や検診で言われることが違うとは思いますが、我が家では「いつかは外れるのだから、のんびりその子に合わせて進めていこう」というスタンスで行っていたので、焦らず子どもも親もストレスなく進めていくのがいいんじゃないかなと思います。おむつ代はかかりますけどね。
